ビルトイン食洗機 施工前の基礎知識
パナソニックの食洗器の種類には
ミドルタイプとディープタイプがある。
ドア部の高さで区別され、ディープが546ミリ
ミドルが 450ミリ になります。
庫内容積は ディープが60L 約6人分 44点
ミドルが 40L 約5人分 40点
キッチン奥行が60センチ(1990年以前に多い)の場合設置されているのはフロントオープンの機種がほとんど。
この場合は取り付けできる品番も1機種のみ
キッチン奥行60センチタイプ NP-45MC6T
キッチン奥行65センチタイプになると、基本全機種可能ですが
ミドルはキャビネットを流用できるのでOKですが
ディープの場合キャビネットが撤去不可であればNG 撤去できればOKです
本体からサイドパネルの厚みが見える場合は幅が45センチありますので
ミドル、ディープともOKです。
本体からサイドパネルの厚みが見えない場合は45センチ未満なのでミドルへの買い替えのみ可能です。
下の隙間はどうなるのか ディープは脚ユニット(本体セット)
ミドルは下部収納キャビネットが本体と別売
ドア部の幅 ディープとミドルは同じ448ミリ
ボディーは ディープが448ミリ
ミドル が407ミリ
ミドルはサイドパネルがはめ込まれており小さくなっている。
よってミドルからディープへの買い替えができない場合もありますので事前見積が必要です。
タンクレストイレとタンク式の違いを説明します
タンクレストイレメリット
❶タンクがない分はデザインがしっかりしており、スタイリッシュな空間を作ることができます。
❷空間を広く使えて掃除がしやすい。便器の奥行きが短いし、お手入れも楽です。
❸連続して水を流すことが出来ます。タンクレスのため、水道直結方式ですので、タンクに水が溜まるのを待つ必要がありません。
❹節水効果が高い、以前は13リッターぐらい水を流していましたが、今はその3分の1の水量で流せます。タンク式トイレで4.8Lが平均ですが、3.8Lで済むため、1回につき1リットルもお得。
タンクレストイレのデメリット
❶停電時に水を流せません。タンクレスは電気を使って水を流す仕組みのためです。
バケツなどで流すことはできます。
❷タンクレストイレは水道直結方式のため、水圧が低いと設置できない場合があります。
❸便座が一定式になっているため、ウオシュレットを交換できない。
❹価格は少し高め
❺別で手洗い器を創る必要があります。
タンクありのトイレのメリット
❶停電時でも水は流れます。タンクありのトイレはレバーを引いてタンクの水で流す仕組みなので、タンクの中の水で流せます。
❷タンクレストイレより安い
❸ウオシュレットを交換できる。便器と便座が別になっているので好きなものを選んで取り付けられて、壊れた時も交換が可能です。
タンクありトイレのデメリット
❶スペースがせまくなる。
❷タンクに水が溜まるまで流すことが出来ない。
❸タンクの裏側等の汚れのメンテはやりにくい。
家から環境を考える7 SDGsとは
SDGsとは持続可能な開発目標を言う。
2015年に国際サミットで決められた、2030年までに持続可能でより良い世界を目指すための国際目標
2021年の国内のアクションプランはsociety5.0、カーボンニュートラル、スーパーシティーを行ったキーワードがある。
society5.0は
IoTで全ての人と、モノが繋がり、様々な情報が共有されて、新しい価値観が生まれる社会。
少子高齢化、地方の過疎化の問題をイノベーションにより、克服する社会的。例えばロボットによる物資配達等。
AIにより、多くの情報をまとめたり、ロボット化する。
スーパーシティとは
AI等を利用し、行政の手続き、医療、教育、移動の利便性の向上。
通信システム5Gの役割
多数同時接続が可能となる、現在数は数個だった接続が、5Gにより、100個程度の機器やセンサーを同時にネットに接続することが可能である。
タイムラグも大幅に削減できることから、自動運転等の咄嗟に判断するモノに対しても有効となる。自動運転等の技術的向上にもなる。
今回は以上です。e suite Mediaではシンプルに説明することをテーマにしています。
環境から家を考察する6 エコキュートとは
家庭エネルギーで3割を占めているのが、給湯器となっている。電気温水器に比べて電気代を3分の1を削減できるのが、エコキュートです。
太陽光で作った電力を活用し、昼間にお湯を沸かすことも可能。
ヒートポンプで大気の熱を集めて大きな熱エネルギーにとして利用する技術も投入されており、その熱を吸収してお湯を作る、省エネ、蓄熱機器として有効です。
エコキュートの冷媒はオゾン破壊はゼロです。空気中に排出されても無害。
1時間で85度から90度のお湯は製品によりますが、40〜80L沸かすことができる。夏より冬の方が少ないからです。
タンク容量は2-4名で300L 3-5人で370L 4-7人で460L 5-8名で550Lが目安。女性が多い場合はワンランク上げて考えてもいいと思います。
種類があります
フルオートタイプは自動お湯はりをして、いっぱいになればストップ、自動で保温し、使った分自動的に足してくれます。冷めた温度も設定温度に追い炊きします。
セミオートタイプは自動お湯はりをして、いっぱいになればストップ、後の温度や、使った分は手動となります。
給湯専用タイプは設定した温度の湯を蛇口から入れる従来型。
2-3階の給湯の場合は高圧力型190kPa、超高圧力型290-360kPaがある。パワフル高圧、ハイパワー高圧と明記されているので、それを選ぶといいと思います。
停電の際に、貯水タンクにお湯が残っていれば、お湯を使用できる機種もある。
断水した際には非常事の生活用水としても活用ができる。
以上シンプルですがエコキュートを解説させていただきました。
特にLPガスの場合には削減金額が大幅に削減できます。
環境から家を考察する5 エネファームとは
エネファームをシンプルに解説します。
都市ガス、LPガスから水素を取り出す。
空気中の酸素と化学反応させて電気を作ります。燃料電池にもなる。
化学反応とは水素と酸素の反応をいう。
化石燃料の電力量かより、CO2 の排出量は大幅にUPする。
発電時に発生する熱を回収して給湯に活用する。
よく耳にするコジェネレーションとはこのことである。
太陽が出ている昼間はエネファームで作った電気を自宅で使用して、太陽光発電で作った電気を買電することができる。
自給自足モード、グリーンモードとも言うが、夜間などの発電量が少ない時は、蓄電池から貯えた電気を使い、電気を買うことをできるだけ減らすことができる。
次回はエコキュートとなります。