環境に対しての家環境を考察する❷

環境と安全を考慮した時、オール電化の手前で考えることはIHによるキッチンの対策が現実的と思う。

IHは火や発熱体は使用しない。高周波電流を流して金属製の鍋自体を発熱させる。当然CO2は出ない。

鍋は磁石がつくもの、鉄鍋が使えるが、最近では銅やアルミに対応したオールメタルも出ている。

また近年衣服に火がつく事故が起きているがそのリスクはなくなる。

また、ポータブル電源から調理もできるので、用途としては便利で環境対策にもなる。

 

省エネの考えでいくと、ビルトインの食洗機が挙げられるが、手洗いするより、水道使用量が4分の1で済む。資源エネルギの観点からも環境に有効となる。

 

次に室内環境について書いていくことにする。

元々暑くない寒くない温度とは一体どんなものだろうか?基本は夏は28度前後、湿度は60%前後、冬は20度前後と、湿度40%〜50%となっている。

快適な環境にはもう一つあり、それは気流である。0.1〜0.2m/秒が必要。家の断熱性、機密性を視野に入れながら、エアコン等のコントロールを考えないといけない。

 

水回りについては、トイレによるエネルギー対策がとれる。

 

生活用水で水の使用目的は風呂40%、トイレ21%、炊事18%、洗濯15%、洗面等8%

となっており、トイレは2番目に当たる。

では環境対策になるのかというと、浄水、供給、下水処理などに電気が使用されCO2が排出する形となっている。

つまり節水が求められているのだが、従来は13リットルを1回で使っていた、しかし最近は4リットルしか使わない。

4人家族で行けば年間で12000円削減でき、年間計算でCO2の排出量は約24キロ削減できる。節水も平均で6割削減できることから、環境に対して有益であることがわかる。

電気代は高性能の瞬間式だと2400円、貯湯式だと4590円となり、かなりの節電性が望める。

 

環境問題は全員参加型でやらなくてはいけませんが、便利が一緒についてきます。

 

本日はここまでです。ありがとうございました。